市木もめん(いちぎ)を使ったトートバッグ Sです。
生地は、市木もめんの単糸で織られたものを使用しています。
カラーは淡いオレンジ色をベースに、目を引く濃いめのオレンジ色がアクセントのボーダー柄です。
落ち着いた印象をもて、性別を問わず、季節感のない仕上がりとなっております。
生地は、1ヶ月に1日、2日しか生産していない為、大変貴重な物となります。
形は、ベーシックなトートバッグです。
非常に軽くストレスを感じない持ち心地です。
また、牛革(兵庫県たつの産)の持ち手となり、その付け根には補強の為のリベットが付きます。
内側にはポケットがつき、帆布を総張りにし強度、型崩れを防ぎます。
すべて、職人手作業での生産です。
一反(13m)からトートバッグSが約13個と、決して多くない数量しかできません。
『市木もめん』
市木木綿(いちぎもめん)は世界遺産熊野古道、伊勢路、浜街道沿いの市木村(現、三重県御浜町下市木)で明治時代に始まりました。
使い込むほどに肌になじむ風合いが好評をよび、最盛期には45軒もの市木木綿に携わる織元や染屋などがありました。
しかし、昭和の時代に入り、大量生産の繊維の波におされ徐々に減っていきました。
今では、生産者は私、向井浩高一人だけとなっています(2015年現在)。
市木木綿の風合いの秘密は、やわらかい糸と年代物の力織機(りきおりき)にあります。
手で引っ張ると切れてしまうくらいの柔らかい国内最高級の単糸(たんし:撚りをかけていない糸)を100年前から使っている古い力織機で織り上げます。
柔らかい糸なので、切れやすくのり付けをしなくては織れませんが、使い込んでいくうちに、のりがぬけて独特のやわらかい風合いになります。
SIZE |
横幅/cm | 高さ/cm | マチ/cm | 持ち手立ち上がり/cm |
one size | 約24.0 | 約20.5 | 約15.5 | 約11.0 |
「サイズ採寸について」
個体ごとに若干の誤差がある場合があります。
古い機械での生産上、生地に若干の傷のような物が見られる場合がございます、商品上問題ございません。ご理解の上ご購入ください。
・その他、形やサイズ等で気になる箇所がございましたら、できる限りのご説明をいたします。
お気軽にお申し付け下さい。
・ご購入の際、トップページ下にある特定商取引法に基づく表記をご確認の上ご購入くださいませ。